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淫祠
ふりがな文庫
“淫祠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんし
91.7%
ほこら
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんし
(逆引き)
私が花田君子を家畜のように愛撫した時世から、いまでは私は
淫祠
(
いんし
)
的な日本人の肉感と、彼女が私になす虐待をあまんじて受けなくてはならぬ。
恋の一杯売
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
かくの如く私が好んで
日和下駄
(
ひよりげた
)
をカラカラ
鳴
(
なら
)
して行く
裏通
(
うらどおり
)
にはきまって
淫祠
(
いんし
)
がある。淫祠は昔から今に至るまで政府の庇護を受けたことはない。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
淫祠(いんし)の例文をもっと
(11作品)
見る
ほこら
(逆引き)
空地の中央には何んとかいう小さな
淫祠
(
ほこら
)
が
祀
(
まつ
)
ってあるが、その後の闇の中へお由の屍体を下して、二人は初めてほっとした。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
淫祠(ほこら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“淫祠”の意味
《名詞》
淫らな神を祀る祠。
(出典:Wiktionary)
“淫祠(
邪教
)”の解説
邪教(じゃきょう)は、邪(よこしま)な教えのこと。淫祠邪教(いんしじゃきょう)や邪宗(じゃしゅう)ともいわれる。特定の宗教団体が他宗教を非難するときや、国家権力や統治者等が特定の宗教団体を反社会的集団であると見なし、弾圧目的で使用する用語である。
(出典:Wikipedia)
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
祠
漢検1級
部首:⽰
10画
“淫祠”の関連語
邪宗
“淫”で始まる語句
淫
淫蕩
淫奔
淫売
淫猥
淫婦
淫靡
淫売婦
淫逸
淫乱
“淫祠”のふりがなが多い著者
吉行エイスケ
江見水蔭
小栗虫太郎
永井荷風
島崎藤村
国枝史郎
海野十三
太宰治
寺田寅彦