“邪宗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃしゅう66.7%
じやしゆう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まずこの力を破らなければ、おお、南無大慈大悲の泥烏須如来デウスにょらい! 邪宗じゃしゅう惑溺わくできした日本人は波羅葦増はらいそ天界てんがい)の荘厳しょうごんを拝する事も、永久にないかも存じません。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
切支丹の邪宗じゃしゅうを禁じて南蛮寺なんばんじこぼった豊臣秀吉の遺策を受け継いだ幕府では、オランダ人からポルトガル人に領土的野心があると云う密書を得てからその禁止に全力を傾けた。
切支丹転び (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
われは思ふ、末世まつせ邪宗じやしゆう切支丹きりしたんでうすの魔法まはふ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
邪宗じやしゆうの僧ぞ彷徨さまよへる……瞳ゑつつ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)