“泥烏須如来”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でうすによらい66.7%
デウスにょらい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依つて、父惣兵衛始め姉弟共一同、種々意見仕り候へども、泥烏須如来でうすによらいより難有ありがたきもの無しなど申し候うて、一向に合点仕らず、朝夕、唯
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
少くとも、南蛮寺なんばんじ泥烏須如来でうすによらい礼拝らいはいする奉教人ほうけうにんあひだには、それが疑ふ余地のない事実だつたと云ふ事である。
悪魔 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
まずこの力を破らなければ、おお、南無大慈大悲の泥烏須如来デウスにょらい! 邪宗じゃしゅう惑溺わくできした日本人は波羅葦増はらいそ天界てんがい)の荘厳しょうごんを拝する事も、永久にないかも存じません。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
南無なむ大慈大悲の泥烏須如来デウスにょらい! わたくしはリスポアを船出した時から、一命はあなたに奉って居ります。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)