“活如来”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきにょらい50.0%
いきによらい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耶蘇ヤソの方でむずかしい、予言者とか何とか申しますとのこと、やっぱり活如来いきにょらい様が千年のあとまでお見通しで、あれはああ、これはこうと御存じでいらっしゃるといったようなものでございますとさ。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
予言者だ、と旦那様、活如来いきにょらいあつかいでございましょう。
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
未だ何の形をも成さゞるの故か、借問す、没却理想の論陣をきながら理想詩人、ドラマチストにさきだちて出でんと預言し玉ひし逍遙子は、如何なる理想の活如来いきによらいをや待つらむ。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)