“活気”のいろいろな読み方と例文
旧字:活氣
読み方割合
かっき90.0%
くわつき10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生々せいせい又生々。営々えいえいかつ営々。何処どこを向いてもすさまじい自然の活気かっき威圧いあつされる。田圃たんぼには泥声だみごえあげてかわずが「めよえん」とわめく。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
しかし、彼女かのじょのものの考え方には、どことなく面白おもしろいところがあったので、うちなかのつまらない仕事しごともそのために活気かっきづき、うるおいがしょうじた。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
たいくつした見物人の話声が一時いちじんで、場内ぢやうないは夜の明けたやうな一種の明るさと一種の活気くわつきへた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)