“活動写真”のいろいろな読み方と例文
旧字:活動寫眞
読み方割合
かつどうしゃしん42.9%
キネマ14.3%
かつどう14.3%
くわつどうしやしん14.3%
ムービー14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじさんは、それがなんのおとであるか見当けんとうがつかないので、賢二けんじくんのにいさんか、ねえさんかが子供こども活動写真かつどうしゃしんでもやっているかとおもったのでした。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
が、ワルシャワの貴婦人たちはパラソルをかしげながら、また平然と空を仰ぎ見た。夜は芝居も活動写真キネマも、あいかわらず興行を続けていた。
勲章を貰う話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
たまに活動写真かつどうぐらいは交際さしたりイなと、突っ放すような返事だった。取りつく島もない気持——が一層瞳へひきつけられる結果になり、ひいては印刷機械を売り飛ばした。
雪の夜 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
活動写真くわつどうしやしんたいなキラキラが、あのやうに、あれ、御覧ごらんな。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
活動写真ムービー、レヴュー、芝居皆世界一です。そんなもの皆貴女のものにして上げます。けれどもジョージの事忘れなければいけません。ジョージに欺された事口惜しいと思わなければいけません。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)