“賢二”の読み方と例文
読み方割合
けんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おじさんのたこ、一ばんだこになれる?」と、北風きたかぜかれながら、あくまであおれわたったそら見上みあげて、賢二けんじがいいました。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)
ふたりの男の子の、兄のほうは、壮一そういち君といって、中学二年生、弟のほうは、賢二けんじ君といって、小学校四年生でした。
鉄塔の怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
いているのだな。また、田舎いなかおやから、おかねおくれと、いってきたのかしらん。」と、賢二けんじは、おもうと、かわいそうになりました。
北風にたこは上がる (新字新仮名) / 小川未明(著)