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賢二
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けんじ
ふりがな文庫
“
賢二
(
けんじ
)” の例文
「おじさんのたこ、一
番
(
ばん
)
だこになれる?」と、
北風
(
きたかぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれながら、あくまで
青
(
あお
)
く
晴
(
は
)
れわたった
空
(
そら
)
を
見上
(
みあ
)
げて、
賢二
(
けんじ
)
がいいました。
北風にたこは上がる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ふたりの男の子の、兄のほうは、
壮一
(
そういち
)
君といって、中学二年生、弟のほうは、
賢二
(
けんじ
)
君といって、小学校四年生でした。
鉄塔の怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「
泣
(
な
)
いているのだな。また、
田舎
(
いなか
)
の
親
(
おや
)
から、お
金
(
かね
)
を
送
(
おく
)
れと、いってきたのかしらん。」と、
賢二
(
けんじ
)
は、
思
(
おも
)
うと、かわいそうになりました。
北風にたこは上がる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢二
(
けんじ
)
は、また、そんなことであろう、ここで
自分
(
じぶん
)
が
見
(
み
)
ていては
悪
(
わる
)
いと
思
(
おも
)
ったので、
気
(
き
)
づかれないようにして、
奥
(
おく
)
へ
入
(
はい
)
ってしまいました。
北風にたこは上がる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢二
(
けんじ
)
くんは、これを
打
(
う
)
つのはなんでもなかったが、ねずみのこの
健気
(
けなげ
)
な
冒険
(
ぼうけん
)
に
対
(
たい
)
して、じゃまをする
気持
(
きも
)
ちになれませんでした。
ねずみの冒険
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
勇
(
いさむ
)
くんは、こういいました。
賢二
(
けんじ
)
くんは、だまって、ただ、ねずみの
渡
(
わた
)
るのを
身動
(
みうご
)
きもせずにじっと
見守
(
みまも
)
っていました。
ねずみの冒険
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ねずみがこんなことをするかなあ。」と、
賢二
(
けんじ
)
くんはこれを
見
(
み
)
て、むしろあきれていました。
ねずみの冒険
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「あの
原
(
はら
)
っぱで、あんなことをして
遊
(
あそ
)
ばなければ、ころびもしなくて、よかったのだ。」と、
年
(
とし
)
ちゃんは、
昨日
(
きのう
)
、
材木
(
ざいもく
)
がたくさん
積
(
つ
)
んである
上
(
うえ
)
を、
吉雄
(
よしお
)
くんや、
賢二
(
けんじ
)
くんと
さびしいお母さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
“賢”で始まる語句
賢
賢明
賢者
賢吉
賢人
賢俊
賢所
賢察
賢木
賢愚