北風にたこは上がるきたかぜにたこはあがる
隣家の秀夫くんのお父さんは、お役所の休み日に、外へ出て子供たちといっしょにたこを上げて、愉快そうだったのです。 「おじさんのたこ、一番だこになれる?」と、北風に吹かれながら、あくまで青く晴れわたった空を見上げて、賢二がいいました。 「なれる …
作品に特徴的な語句
うえ 隣家となりや かぞ ただ 苦笑くしょう けん なか 今日きょう あお はい つめ そと あね いえ 幾何いくら 幾度いくど つよ かれ 悪口わるくち 文字もじ 料理りょうり あたら ひま 毎月まいつき 生活せいかつ くる おと あたま 丁寧ていねい 下手へた 不作ふさく 不平ふへい 二人ふたり やす 使つか ぼく にい 具合ぐあい うち ちから たす うご 勝手かって 北風きたかぜ たまご 台所だいどころ 合点がてん 同情どうじょう きみ 味方みかた 善悪よしあし こま 夜行やこう おお 大事だいじ 大騒おおさわ おく 女中じょちゅう ねえ 姉弟きょうだい 子供こども 学校がっこう うち 小言こごと 少年しょうねん かえ つね 幾日いくにち おとうと やく 役所やくしょ 後悔こうかい こころ 心配しんぱい おも わる 愉快ゆかい 感心かんしん 手紙てがみ