“姉弟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうだい73.1%
きやうだい11.9%
ふたり4.5%
あねおとうと3.0%
きようだい3.0%
けうだい1.5%
してい1.5%
ヰナイヰキイ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして私と清ちゃんが年も背丈も誰よりも小さかった。柳屋の姉弟にはおさんがなく病身のおさんが、いつでも奥でをしていた。
山の手の子 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
いや、いや、さう言はれると痛み入ります。私だつて、何も、君たち姉弟を嫌つてゐるわけではないのです。殊に、これからは君を
清貧譚 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
そしてその足もとへ、誰かぶつかった者があるので、初めてオヤと我に返って見ると、姉弟いものが手をつないでシクシクと泣いている……。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今残っている勝久さんと保さんとの姉弟、それから終吉さんの父、この三人の子は一つ腹で、抽斎の四人目の妻、山内五百の生んだのである。勝久さんは名をという。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「問題は治療費を確実に郷里から送つて貰ふことと、君の姉弟にも病気はないか、を調べることだね。兎に角、すぐに手紙をださないといけないね」
悪夢 (新字旧仮名) / 中村地平(著)
代助は無論つてはゐなかつた。たゞ姉弟からういふ質問を受けやうと予期してゐなかつた丈である。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
姉弟の家を焼かれ、数人の知友を死せしめしが故に、み難き遺憾を感ずるのみ。我等は皆くべし、歎きたりとも絶望すべからず。絶望は死と暗黒とへの門なり。