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『雪の夜』
ふりがな文庫
『
雪の夜
(
ゆきのよる
)
』
大晦日に雪が降った。朝から降り出して、大阪から船の著く頃にはしとしと牡丹雪だった。夜になってもやまなかった。 毎年多くて二度、それも寒にはいってから降るのが普通なのだ。いったいが温い土地である。こんなことは珍しいと、温泉宿の女中は客に語った …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸」1941(昭和16)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
果物
(
フルーツ
)
例年
(
いつも
)
別府
(
ここ
)
向革
(
むこ
)
商人
(
あきんど
)
淹
(
い
)
見台
(
けんだい
)
題名が同じ作品
雪の夜
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)