“活動寫眞”のいろいろな読み方と例文
新字:活動写真
読み方割合
くわつどうしやしん66.7%
くわつどう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……片側かたかはならべて崖添がけぞひに、およそ一けんおきぐらゐに、なかめて、一二三堂ひふみだうふ、界隈かいわい活動寫眞くわつどうしやしんてた、道路安全だうろあんぜん瓦斯燈がすとうがすく/\ある。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そして、ふらふらしながらあるつづけてゐるうち現實的げんじつてき意識いしきほとんえて、へんにぼやけたあたまなか祖母そぼ友達ともだちかほうかあがつたり、三四日前かまへにKくわん活動寫眞くわつどうしやしん場面ばめんはしつたりした。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
どんなによろこぶだらう、お、お、電車でんしや活動寫眞くわつどう樂隊がくたい。とうとうまちたんだな。えツ、ほんとにかゝあどもをつれてくるんだつたに。あれ、むかふにみへるのはなんだ。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
怪しげの幕のひまより活動寫眞くわつどうの色は透かせど
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)