トップ
>
如来様
ふりがな文庫
“如来様”の読み方と例文
旧字:
如來樣
読み方
割合
にょらいさま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にょらいさま
(逆引き)
「もうこの金は、お髯どのの金ではない、
如来様
(
にょらいさま
)
へ
賽銭
(
さいせん
)
にさしあげて、如来様から改めていただいたお金じゃよ。お守りのかわりに持っておいで」
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寺の本堂は
明
(
あ
)
け
放
(
はな
)
されて、
如来様
(
にょらいさま
)
の前に供えられた
裸蝋燭
(
はだかろうそく
)
の夜風にチラチラするのが遠くから見えた。やがて棺はかつき上げられて、
読経
(
どきょう
)
が始まった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
毎朝興福寺の
如来様
(
にょらいさま
)
を拝みに参ります婆さんで、これが
珠数
(
じゅず
)
をかけた手に竹杖をせっせとつき立てながら、まだ
靄
(
もや
)
のかかっている池のほとりへ来かかりますと、
昨日
(
きのう
)
までなかった建札が
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
如来様(にょらいさま)の例文をもっと
(4作品)
見る
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“如来”で始まる語句
如来
如来仏
如来像
如来荘
如来蔵
如来常住
如来座像
如来正徧知
如来尊号甚分明
検索の候補
阿弥陀如来様
如来
阿弥陀如来
大日如来
弥陀如来
薬師如来
釈迦如来
泥烏須如来
釈迦牟尼如来
如来像
“如来様”のふりがなが多い著者
吉川英治
田山花袋
泉鏡花
芥川竜之介