“でうすによらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
泥烏須如来100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
依つて、父惣兵衛始め姉弟共一同、種々意見仕り候へども、泥烏須如来でうすによらいより難有ありがたきもの無しなど申し候うて、一向に合点仕らず、朝夕、唯
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
少くとも、南蛮寺なんばんじ泥烏須如来でうすによらい礼拝らいはいする奉教人ほうけうにんあひだには、それが疑ふ余地のない事実だつたと云ふ事である。
悪魔 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
右様の儀は、日頃御信仰の泥烏須如来でうすによらいに御頼みあつて然る可く、もし、たつて私、検脈を所望致され候上は、切支丹宗門御帰依の儀、以後堅く御無用たる可く候。
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)