“淫婦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんぷ84.2%
あま5.3%
すべた5.3%
コケット5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの掌の上で翩飜へんぽんと踊つた美女が、毒婦でも淫婦いんぷでもなく、この上もなく優しい女だつたことが嬉しかつたのです。
髪結かみゆいやら、河岸かしの者に、噂を探らせてみると、あきれた淫婦あまだ、沢村田之助に入れあげて、猿若町さるわかちょうがハネると、代地だいち八重桐やえぎりへ引き入れて、いい気になっているという話だが
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれはお母さんが淫婦コケットなもんだから、それを見習ったのだけれど、娘さんの方が、役者が一枚うわてになった訳ですわ。