“翩飜”の読み方と例文
新字:翩翻
読み方割合
へんぽん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞臺一パイに動く權之助の身體の移動と共に、頭上高々と擧げたてのひらの上に舞ふ燕女の翩飜へんぽんたる姿は、まさにこれ地上のものではありません。
その小銭は一つとして地上に落るもの無く忽然と又翩飜へんぽんと空に向かって閃めき上り皆雲の中へ這入って了いました。
天草四郎の妖術 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
帝國軍艦旗ていこくぐんかんき翩飜へんぽんひるがへるをば、さら其時そのときは、軍艦ぐんかん」の萬歳ばんざいと、電光艇でんくわうてい萬歳ばんざいとを三呼さんこせられよ。