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朴訥
ふりがな文庫
“朴訥”の読み方と例文
読み方
割合
ぼくとつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくとつ
(逆引き)
朴訥
(
ぼくとつ
)
な調子で話り了ると、石津右門はホツと溜息を吐きます。鬼の
霍亂
(
くわくらん
)
が
萎
(
しを
)
れ返つた樣子は、物の哀れを通り越して可笑しくなる位。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして、そこに光っている
夥
(
おびただ
)
しい眼の中には、どれもこれも、
朴訥
(
ぼくとつ
)
な誠意があふれて、微塵でも、彼の正体を疑うものはありません。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
坂田省吾というのは、荻窪や阿佐ヶ谷のへんを清浄野菜を売って歩く、色の黒い
朴訥
(
ぼくとつ
)
な青年で、去年の夏ごろからの馴染みだった。
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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(81作品)
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“朴訥”の意味
《名詞》
朴訥(ぼくとつ)
素朴で無口であること。また、そのようなさま。飾り気がないこと。
(出典:Wiktionary)
朴
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
訥
漢検1級
部首:⾔
11画
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朴訥者
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