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霍亂
ふりがな文庫
“霍亂”のいろいろな読み方と例文
新字:
霍乱
読み方
割合
くわくらん
55.6%
かくらん
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くわくらん
(逆引き)
朴訥
(
ぼくとつ
)
な調子で話り了ると、石津右門はホツと溜息を吐きます。鬼の
霍亂
(
くわくらん
)
が
萎
(
しを
)
れ返つた樣子は、物の哀れを通り越して可笑しくなる位。
銭形平次捕物控:062 城の絵図面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ある
夏
(
なつ
)
の
日盛
(
ひざか
)
りに、
二人
(
ふたり
)
して、
長
(
なが
)
い
竿
(
さを
)
のさきへ
菓子袋
(
くわしぶくろ
)
を
括
(
くゝ
)
り
付
(
つ
)
けて、
大
(
おほ
)
きな
柿
(
かき
)
の
木
(
き
)
の
下
(
した
)
で
蝉
(
せみ
)
の
捕
(
と
)
りくらをしてゐるのを、
宗助
(
そうすけ
)
が
見
(
み
)
て、
兼坊
(
けんばう
)
そんなに
頭
(
あたま
)
を
日
(
ひ
)
に
照
(
て
)
らし
付
(
つ
)
けると
霍亂
(
くわくらん
)
になるよ
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
霍亂(くわくらん)の例文をもっと
(5作品)
見る
かくらん
(逆引き)
この店を今の主人に讓つてから一年とも經たないうちに、
霍亂
(
かくらん
)
とやらで亡くなりました。今から十年も前のことでございます。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
去年の夏、小僧の友吉が
霍亂
(
かくらん
)
で死にましたが、あれはどうも人に殺されたやうな氣がします。金之助と五助とお徳も味噌汁に
中
(
あ
)
てられたのも、皆んな私と娘のお玉を
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
霍亂(かくらん)の例文をもっと
(4作品)
見る
霍
漢検1級
部首:⾬
16画
亂
部首:⼄
13画
“霍”で始まる語句
霍乱
霍公鳥
霍峻
霍去病
霍光
霍子孟
霍丘
霍山
“霍亂”のふりがなが多い著者
作者不詳
野村胡堂
夏目漱石