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納簾
ふりがな文庫
“納簾”の読み方と例文
読み方
割合
のれん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のれん
(逆引き)
上框
(
あがりかまち
)
の板の間に上ると、
中仕切
(
なかしき
)
りの
障子
(
しょうじ
)
に、赤い
布片
(
きれ
)
を
紐
(
ひも
)
のように細く切り、その先へ重りの鈴をつけた
納簾
(
のれん
)
のようなものが一面にさげてある。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
浅葱
(
あさぎ
)
納簾
(
のれん
)
の
間
(
あひだ
)
から
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
破団扇
(
やれうちわ
)
の音も成るべくしないように蚊を追いながら、お雪が店先に坐っている時の、こういう様子を
納簾
(
のれん
)
の間から
透
(
すか
)
し見て、それから推察したものに外ならない。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
納簾(のれん)の例文をもっと
(3作品)
見る
納
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“納”で始まる語句
納
納戸
納屋
納得
納所
納豆
納涼
納戸色
納受
納経
“納簾”のふりがなが多い著者
永井荷風
与謝野晶子