“納戸色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんどいろ90.9%
おなんどいろ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地(じ)は納戸色(なんどいろ)、模様は薄き黄(き)で、裸体の女神(めがみ)の像と、像の周囲に一面に染め抜いた唐草(からくさ)である。石壁(いしかべ)の横には、大きな寝台(ねだい)が横(よこた)わる。
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ある日の午後、葉子は庸三(ようぞう)の同意の下に、秋本の宿を訪問すべく、少し濃いめの銀鼠地(ぎんねずじ)にお納戸色(なんどいろ)の矢筈(やはず)の繋(つな)がっている、そのころ新調のお召を着て出て行った。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
松子は少し離れて納戸色(おなんどいろ)の傘を杖に蹲(しやが)んだ。
道 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)