“庸三”の読み方と例文
読み方割合
ようぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庸三ようぞうはその後、ふとしたことから踊り場なぞへ入ることになって、クリスマスの仮装舞踏会へも幾度か出たが
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ある日の午後、葉子は庸三ようぞうの同意の下に、秋本の宿を訪問すべく、少し濃いめの銀鼠地ぎんねずじにお納戸色なんどいろ矢筈やはずつながっている、そのころ新調のお召を着て出て行った。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)