“業火”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごうか79.2%
ごふくわ20.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千恵は今こそはつきりさう申します。姉さまはあの業火のなかで亡くなつたのです。どうぞ母さまもさう信じてくださいますやうに!
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)
いかに業火のちまたでも、修羅の戦場でも、その間から鶏が聞え出せば占めたものだ。鶏の声は、暁と、平和のほかには響かない。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこにはたとひ娑婆苦はあつても、地獄の業火は燃えてゐない。けれども正宗氏はこの地面の下に必ず地獄をかせてゐる。
そして牧師があすこで云はうとしてゐるやうに、確かに最もめしい神の裁き、消しがたい業火、死ぬことのない蟲けらの地獄にちて行くのが當然なのだ。