“長毛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざんもう50.0%
ちょうもう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の長毛ざんもう(革命党)は人の辮子を剪るので、坊さんだか、道士だか、見分けのつかぬ頭になった。
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
だがお前のうちの七斤の辮子はどうしたのだ。辮子は? これはどうしても大事なことだ。お前達は知っているだろうが長毛ざんもう(長髪賊)の時、髪をとどめる者は頭を留めず、頭を留めるものは髪を
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
頭に婆娑ばさたる長毛ちょうもうを戴き、底意ありげな薄笑いをしているところは、張継が「楓橋夜泊」の寒山拾得の顔にその儘であった。
玉取物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)