“ちょうもう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長毛50.0%
鳥網50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭に婆娑ばさたる長毛ちょうもうを戴き、底意ありげな薄笑いをしているところは、張継が「楓橋夜泊」の寒山拾得の顔にその儘であった。
玉取物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「曹操とても、兵学に通じておるもの。いかでさような計略におちいろう。お考えは至妙なりといえど、おそらく鳥網ちょうもう精緻せいちにして一ちょうかからず、獲物のほうでその策には乗りますまい」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)