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谿水
ふりがな文庫
“谿水”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たにみず
66.7%
たにみづ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たにみず
(逆引き)
文政二年三月下旬の、午後の
陽
(
ひ
)
が滑らかに照っていて、山々谷々の木々を水銀のように輝かせ、岩にあたって
飛沫
(
しぶき
)
をあげている
谿水
(
たにみず
)
を、
幽
(
かす
)
かな虹で飾っていた。
猿ヶ京片耳伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼の室に近い築山の間から、
谿水
(
たにみず
)
を導いて小さな滝を池の中へ落している上に、高くはないけれども、一度に五六筋の柱を花火のように吹き上げる噴水まで添えてあった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
谿水(たにみず)の例文をもっと
(2作品)
見る
たにみづ
(逆引き)
雨はれし後の
谿水
(
たにみづ
)
いたいたしきのふも
今日
(
けふ
)
も
赭
(
あか
)
く色づき走る
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
谿水
(
たにみづ
)
のながるる音も
巌
(
いは
)
かげになりて
聞
(
き
)
こえぬこのひと時を
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
谿水(たにみづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“谿”で始まる語句
谿
谿谷
谿間
谿流
谿河
谿川
谿底
谿々
谿合
谿壑
“谿水”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
夏目漱石
国枝史郎