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谿底
ふりがな文庫
“谿底”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たにそこ
85.7%
たにぞこ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たにそこ
(逆引き)
そこを、吹きおろす風は七十メートルを越え、伏しても、はるか
谿底
(
たにそこ
)
へ飛ばされてしまうのだ。——以上が私の、「
天母生上の雲湖
(
ハーモ・サムバ・チョウ
)
」
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
双眼鏡を肩に掛け、白いしなやかな手を振って、柔かな靴音をさせる紳士は参事官でした。
俄然
(
にわかに
)
、
喇叭
(
らっぱ
)
の音が
谿底
(
たにそこ
)
から起る。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
谿底(たにそこ)の例文をもっと
(6作品)
見る
たにぞこ
(逆引き)
遂に蠅男は口惜しがる帆村と長吉とを
谿底
(
たにぞこ
)
へ置いて山かげに姿を消してしまった。聞えていた飛行機のプロペラの音も、そのうちに何処ともなく聞えなくなった。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
谿底(たにぞこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“谿”で始まる語句
谿
谿谷
谿間
谿流
谿河
谿川
谿水
谿々
谿合
谿壑
“谿底”のふりがなが多い著者
吉江喬松
小栗虫太郎
斎藤茂吉
島崎藤村
薄田泣菫
北原白秋
海野十三