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たにあひ
ふりがな文庫
“たにあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
谷間
63.2%
谿間
15.8%
谿谷
5.3%
谷合
5.3%
谷際
5.3%
谿合
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷間
(逆引き)
そこン
処
(
とこ
)
は
梅林
(
ばいりん
)
で
上
(
うへ
)
の
山
(
やま
)
が
桜
(
さくら
)
の
名所
(
めいしよ
)
で、
其
(
その
)
下
(
した
)
に
桃谷
(
もゝたに
)
といふのがあつて、
谷間
(
たにあひ
)
の
小流
(
こながれ
)
には、
菖浦
(
あやめ
)
、
燕子花
(
かきつばた
)
が
一杯
(
いつぱい
)
咲
(
さ
)
く。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
たにあひ(谷間)の例文をもっと
(12作品)
見る
谿間
(逆引き)
茶屋は
断崖
(
だんがい
)
に迫つて建つてゐるので、深い
谿間
(
たにあひ
)
と、その谿間を越えて向うの
山巒
(
さんらん
)
を一目に見ることが出来る。谿間は暗緑の森で埋まり、それがむくむくと盛上つてゐるやうに見える。
仏法僧鳥
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
たにあひ(谿間)の例文をもっと
(3作品)
見る
谿谷
(逆引き)
牛の性質を
克
(
よ
)
く暗記して居るといふ丈では、
所詮
(
しよせん
)
あの
烏帽子
(
ゑぼし
)
ヶ
嶽
(
だけ
)
の深い
谿谷
(
たにあひ
)
に長く住むことは出来ない。気候には堪へられても、
寂寥
(
さびしさ
)
には堪へられない。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
殊に其日の空気はすこし黄に濁つて、十一月上旬の光に交つて、斯の
広濶
(
ひろ
)
い
谿谷
(
たにあひ
)
を盛んに
煙
(
けぶ
)
るやうに見せた。長い間、二人は眺め入つた。眺め入り乍ら、互に山のことを語り合つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
たにあひ(谿谷)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
谷合
(逆引き)
海岸を歩けば平地であるのに、岩山に登つたり、
谷合
(
たにあひ
)
の沼を渡つたりして時間を費したのです。最初出立する時、十二日分の食物を用意したのですから、それもそろそろ無くなり掛かつて来ました。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
たにあひ(谷合)の例文をもっと
(1作品)
見る
谷際
(逆引き)
くだり来し
谷際
(
たにあひ
)
にして
一時
(
ひととき
)
を
白
(
しろ
)
くちひさき
太陽
(
たいやう
)
を見し
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
たにあひ(谷際)の例文をもっと
(1作品)
見る
谿合
(逆引き)
まだ午前であつたが、湯殿山の
谿合
(
たにあひ
)
にかかると風の工合があやしくなつてきてたうとう『
御山
(
おやま
)
』は荒れ出して来た。豪雨が全山を
撫
(
な
)
でて降つてくるので、
笠
(
かさ
)
は飛んでしまひ、
蓙
(
ござ
)
もちぎれさうである。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
たにあひ(谿合)の例文をもっと
(1作品)
見る
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