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山巒
ふりがな文庫
“山巒”の読み方と例文
読み方
割合
さんらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんらん
(逆引き)
螺
(
ら
)
も吹かず、
鼓
(
こ
)
も鳴らさず、
山巒
(
さんらん
)
の間を縫って、極めて
粛々
(
しゅくしゅく
)
と来るのであったが、五千余騎の兵馬の歩みは、いかに静かにと努めても
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悉
(
ことごと
)
く水田地帯で、陸羽国境の
山巒
(
さんらん
)
地方から
山襞
(
やまひだ
)
を
辿
(
たど
)
って流れ出して来た荒雄川が、南方の丘陵に沿うて耕地を
潤
(
うるお
)
し去っている。
荒雄川のほとり
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
けれども勇敢なるピイア・ギユントはやはり黎明の峡湾を見下してゐるのに違ひない。現に古怪なる寒山拾得は薄暮の
山巒
(
さんらん
)
をさまよつてゐる。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
山巒(さんらん)の例文をもっと
(19作品)
見る
“山巒”の意味
《名詞》
山巒(さんらん)
(出典:Wiktionary)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
巒
漢検1級
部首:⼭
22画
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山巒松声
山巒重畳
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山巒松声
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