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山襞
ふりがな文庫
“山襞”の読み方と例文
読み方
割合
やまひだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまひだ
(逆引き)
勾配
(
こうばい
)
の急な地勢で、二つの
山襞
(
やまひだ
)
に
挾
(
はさ
)
まれているから、森の幅はあまり広くはないし、二百歩も下ると、落葉樹の疎林地帯になる。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
悉
(
ことごと
)
く水田地帯で、陸羽国境の
山巒
(
さんらん
)
地方から
山襞
(
やまひだ
)
を
辿
(
たど
)
って流れ出して来た荒雄川が、南方の丘陵に沿うて耕地を
潤
(
うるお
)
し去っている。
荒雄川のほとり
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
母体の山脈は、あとに退き、うすれ日に透け、またはむれ雲の間から薔薇色に
山襞
(
やまひだ
)
を刻んで展望図の背景を護っていた。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
山襞(やまひだ)の例文をもっと
(14作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
襞
漢検1級
部首:⾐
19画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
“山襞”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
橘外男
若山牧水
佐左木俊郎
吉川英治
北原白秋
横光利一
岡本かの子
堀辰雄
山本周五郎