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やまひだ
ふりがな文庫
“やまひだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
山襞
93.3%
山褶
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山襞
(逆引き)
母体の山脈は、あとに退き、うすれ日に透け、またはむれ雲の間から薔薇色に
山襞
(
やまひだ
)
を刻んで展望図の背景を護っていた。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
この日は、
嘉禄
(
かろく
)
元年の四月の半ばであった。
沃野
(
よくや
)
には菜の花がけむっていた、筑波も、
下野
(
しもつけ
)
の山々も、
霞
(
かすみ
)
のうちから、あきらかに紫いろの
山襞
(
やまひだ
)
を描いていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やまひだ(山襞)の例文をもっと
(14作品)
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山褶
(逆引き)
二つの溪の間へ
楔子
(
くさび
)
のように立っている山と、前方を
屏風
(
びょうぶ
)
のように
塞
(
ふさ
)
いでいる山との間には、一つの溪をその上流へかけて十二
単衣
(
ひとえ
)
のような
山褶
(
やまひだ
)
が交互に重なっていた。
蒼穹
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
やまひだ(山褶)の例文をもっと
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