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谿谷
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たにあひ
ふりがな文庫
“
谿谷
(
たにあひ
)” の例文
牛の性質を
克
(
よ
)
く暗記して居るといふ丈では、
所詮
(
しよせん
)
あの
烏帽子
(
ゑぼし
)
ヶ
嶽
(
だけ
)
の深い
谿谷
(
たにあひ
)
に長く住むことは出来ない。気候には堪へられても、
寂寥
(
さびしさ
)
には堪へられない。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
殊に其日の空気はすこし黄に濁つて、十一月上旬の光に交つて、斯の
広濶
(
ひろ
)
い
谿谷
(
たにあひ
)
を盛んに
煙
(
けぶ
)
るやうに見せた。長い間、二人は眺め入つた。眺め入り乍ら、互に山のことを語り合つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“谿谷”の意味
《名詞》
谿谷(けいこく)
谷。「谿」は「渓」の異体字で、「たに」「たにがわ」の意。
(出典:Wiktionary)
谿
漢検1級
部首:⾕
17画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“谿”で始まる語句
谿
谿間
谿流
谿河
谿川
谿底
谿水
谿々
谿合
谿壑