幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん56 鶏の製作を引き受けたはなし56 とりのせいさくをひきうけたはなし
狆の製作が終ってから暫くしてふと鶏を彫ることになりました。 その頃京橋南鍋町に若井兼三郎俗に近兼という道具商があった。この人は同業仲間でも好い顔で、高等品を取り扱い、道具商とはいいながら、一種の見識を備えた人であった。またその頃、築地に起立 …
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