“拙劣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せつれつ75.0%
つまら5.0%
まず5.0%
まづい5.0%
をぢな5.0%
テヅヽ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拙劣せつれつな変調装置を使うとか、マイクロホンがよくないとか、増幅装置ぞうふくそうちがうまいところで働いてないとか、そういう素因そいんによって音声はゆがめられる。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
世界の美術の本場のような仏国のことでる人の目も高いから、もし、拙劣つまらないものを出しては第一自分の店の名に係るので、算盤そろばんずくでなくいものばかりを選り抜くつもりで
「どうも私は説明は拙劣まずいのですが、——」
園藝をしても拙劣まづいものを作り、其の他謠曲にしても、和歌にしても、又三味線にしても、種々の娯樂を取るに、いづれも最低最下のところで終る人がある。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
大匠おほたくみ 拙劣をぢなみこそ 隅傾けれ。 (歌謠番號一〇七)