幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん33 蠑螺堂百観音の成り行き33 さざえどうひゃくかんのんのなりゆき
蠑螺堂は壊し屋が買いましたが、百観音は下金屋が買いました。下金屋というのは道具屋ではない。古金買いです。古金買いの中でも、鍋、釜、薬缶などの古金を買うものと、金銀、地金を買うものとある。後の方のがいわば高等下金屋である。これに百観音は買われ …
作品に特徴的な語句
すく はず すぐ あぶ 平生ふだん 有名なうて 大河おおかわ なつ 御首みぐし すわ こう 此店こちら ろく 真底しんそこ たす 眉間みけん 白毫びゃくごう 生憎あいにく 細金ほそがね 理由わけ 現今いま さかのぼ 両人ふたり きわ 阿呆あほう 閉口へいこう なべ かま 続目つぎめ 道程みちのり 軽蔑けいべつ 薬缶やかん 荒縄あらなわ 茶舟ちゃぶね あし 駒形こまがた 綽名あだな 幾金いくら うち 今日こんにち 先刻さっき 其所そこ 勿体もったい ひる 古金ふるがね しか 地金じがね こわ うち 容子ようす 独断ひとりぎめ あと 後刻のち 悠長ゆうちょう よく ほう 挨拶あいさつ さが 明日あす 木杭ぼっくい 枕橋まくらばし 此処ここ 犇々ひしひし
題名が同じ作品
幕末維新懐古談:04 私の父の訓誡 (新字新仮名)高村光雲 (著)
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事 (新字新仮名)高村光雲 (著)