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荒縄
ふりがな文庫
“荒縄”のいろいろな読み方と例文
旧字:
荒繩
読み方
割合
あらなわ
83.3%
あらなは
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらなわ
(逆引き)
荒縄
(
あらなわ
)
で両手をしばりあげたまま、松明をぬすみだした物置小屋のなかへ三日間の
監禁
(
かんきん
)
をいいわたされてほうりこまれてしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
博士は
荒縄
(
あらなわ
)
で椅子に厳重にしばりつけられていると思いのほか、博士をしばっているものは見えなかった。博士はしずかに椅子から立ちあがった。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
荒縄(あらなわ)の例文をもっと
(10作品)
見る
あらなは
(逆引き)
(いんえ
御懇
(
ごねむごろ
)
には
及
(
およ
)
びましねえ。
叱
(
しつ
)
!、)と
荒縄
(
あらなは
)
の
綱
(
つな
)
を
引
(
ひ
)
く。
青
(
あを
)
で
蘆毛
(
あしげ
)
、
裸馬
(
はだかうま
)
で
逞
(
たくま
)
しいが、
鬣
(
たてがみ
)
の
薄
(
うす
)
い
牡
(
おす
)
ぢやわい。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
恰も
荒縄
(
あらなは
)
で組み立てられたるかの感が起る。代助は此青年の生活状態を観察して、彼は必竟何の
為
(
ため
)
に呼吸を敢てして存在するかを怪しむ事さへある。それでゐて彼は平気にのらくらしてゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
荒縄(あらなは)の例文をもっと
(2作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地
“荒縄”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
長与善郎
徳冨蘆花
泉鏡太郎
吉川英治
高村光雲
泉鏡花
江戸川乱歩
夏目漱石
海野十三