“蘆毛”の読み方と例文
読み方割合
あしげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゃッきゃッきゃッきゃッ。あはははは。お馬丁べっとうは小腰をゆするが、蘆毛あしげよ。(振向く)おうまやが近うなって、どのの足はいよいよ健かに軽いなあ。
多神教 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
尤も、馬は二人とも、前のは月毛つきげ、後のは蘆毛あしげの三歳駒で、道をゆく物売りや侍も、振向いて見る程の駿足である。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
と励まし、自分の乗馬の蘆毛あしげを与えた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)