“蘆屋”の読み方と例文
読み方割合
あしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうこのように減水したので蘆屋あしやへこいさんを送って行って上げようと思いながら、一つはこいさんがはなはだしく疲労しているのと
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
先日せんじつ歳暮せいぼまゐつたらまつうめ地紋ぢもんのある蘆屋あしやかま竹自在たけじざいつて、交趾かうちかめ香合かうがふ仁清にんせい宝尽たからづくしの水指みづさしといふので一ぷく頂戴ちやうだいしました。
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
摂津の蘆屋あしや老人としより夫婦者めをとものが住むでゐる。神戸に居る息子の仕送りで気楽に日を送つてゐるが、先日こなひだからふとした病気でばあさんが床に就いた。