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蘆垣
ふりがな文庫
“蘆垣”の読み方と例文
読み方
割合
あしがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしがき
(逆引き)
傍
(
かたわら
)
なる苫屋の背戸に、緑を染めた青菜の畠、結い
繞
(
めぐ
)
らした
蘆垣
(
あしがき
)
も、船も、岩も、ただなだらかな
面平
(
おもたいら
)
に、空に躍った
刎釣瓶
(
はねつるべ
)
も、
靄
(
もや
)
を放れぬ黒い
線
(
いとすじ
)
。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
今
一言
(
ひとこと
)
……今一言の言葉の関を、
踰
(
こ
)
えれば先は
妹背山
(
いもせやま
)
、
蘆垣
(
あしがき
)
の間近き人を恋い
初
(
そ
)
めてより、昼は
終日
(
ひねもす
)
夜は
終夜
(
よもすがら
)
、唯その人の
面影
(
おもかげ
)
而已
(
のみ
)
常に
眼前
(
めさき
)
にちらついて、
砧
(
きぬた
)
に映る軒の月の
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蘆垣
(
あしがき
)
の
隈所
(
くまど
)
に
立
(
た
)
ちて
吾妹子
(
わぎもこ
)
が
袖
(
そで
)
もしほほに
泣
(
な
)
きしぞ
思
(
も
)
はゆ 〔巻二十・四三五七〕 防人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
蘆垣(あしがき)の例文をもっと
(6作品)
見る
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“蘆”で始まる語句
蘆
蘆荻
蘆屋
蘆間
蘆原
蘆毛
蘆花
蘆薈
蘆笛
蘆葦茅草
“蘆垣”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
斎藤茂吉
紫式部
泉鏡花