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刎釣瓶
ふりがな文庫
“刎釣瓶”の読み方と例文
読み方
割合
はねつるべ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はねつるべ
(逆引き)
刎釣瓶
(
はねつるべ
)
の
竿
(
さお
)
に残月のかかった趣なぞは知ろうはずもない。そういう女が口先で「
重井筒
(
かさねいづつ
)
の上越した
粋
(
すい
)
な意見」と
唄
(
うた
)
った処で何の面白味もない
訳
(
わけ
)
だ。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
傍
(
かたわら
)
なる苫屋の背戸に、緑を染めた青菜の畠、結い
繞
(
めぐ
)
らした
蘆垣
(
あしがき
)
も、船も、岩も、ただなだらかな
面平
(
おもたいら
)
に、空に躍った
刎釣瓶
(
はねつるべ
)
も、
靄
(
もや
)
を放れぬ黒い
線
(
いとすじ
)
。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
原を出ると大根畑があって、その向うに
生垣
(
いけがき
)
があって、そこでギーッと
刎釣瓶
(
はねつるべ
)
の音がします。米友は、畑の中の道を突切って行って見ると百姓家です。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
刎釣瓶(はねつるべ)の例文をもっと
(5作品)
見る
刎
漢検1級
部首:⼑
6画
釣
常用漢字
中学
部首:⾦
11画
瓶
常用漢字
中学
部首:⽡
11画
“刎”で始まる語句
刎
刎頸
刎橋
刎上
刎返
刎起
刎付
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刎退
刎出
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“刎釣瓶”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花
永井荷風