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刎退
ふりがな文庫
“刎退”の読み方と例文
読み方
割合
はねの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はねの
(逆引き)
三度
密
(
そっ
)
と
潮
(
しお
)
をはねたが、またちょこちょこと取って返して、
頭
(
かしら
)
を
刎退
(
はねの
)
け、
衣類
(
きもの
)
を脱いで、丸裸になって一文字に
飛込
(
とびこ
)
んだ。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
沖田総司
(
おきたそうじ
)
は、枕元の刀を掴み、夜具を
刎退
(
はねの
)
け、
病
(
やまい
)
で衰弱しきっている体を立上らせ、縁へ出、雨戸を
窃
(
そっ
)
と開けて見た。
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
其跫音
(
そのあしおと
)
を聞くと、敵も
流石
(
さすが
)
に
狼狽
(
うろた
)
えたらしく、力の限りに七兵衛を
突退
(
つきの
)
け
刎退
(
はねの
)
けて、あなたの森へ逃げ込んで
了
(
しま
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
刎退(はねの)の例文をもっと
(6作品)
見る
刎
漢検1級
部首:⼑
6画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“刎”で始まる語句
刎
刎頸
刎橋
刎上
刎返
刎起
刎付
刎飛
刎釣瓶
刎出
“刎退”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花
国枝史郎
岡本綺堂