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突退
ふりがな文庫
“突退”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つきの
90.9%
つきのけ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきの
(逆引き)
其跫音
(
そのあしおと
)
を聞くと、敵も
流石
(
さすが
)
に
狼狽
(
うろた
)
えたらしく、力の限りに七兵衛を
突退
(
つきの
)
け
刎退
(
はねの
)
けて、あなたの森へ逃げ込んで
了
(
しま
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
と制する言葉に
勢
(
いきおい
)
を得て、非人どもが文治を
突退
(
つきの
)
けようと致しますると、國藏、森松の両人が向う鉢巻、
片肌脱
(
かたはだぬ
)
ぎ
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
突退(つきの)の例文をもっと
(10作品)
見る
つきのけ
(逆引き)
盜人
(
ぬすびと
)
振
(
ふ
)
り
拂
(
はら
)
ひ
突退
(
つきのけ
)
つゝ互に組付
英々
(
えい/\
)
と
揉
(
もみ
)
合聲に驚き家内の者ども
馳來
(
はせきた
)
り
棒
(
ぼう
)
よ
繩
(
なは
)
よと
呼
(
よば
)
はり/\
漸々
(
やう/\
)
高手
(
たかて
)
小手
(
こて
)
に
縛
(
いまし
)
めたり然ども面體は
眞黒
(
まつくろ
)
に
墨
(
すみ
)
を
塗
(
ぬり
)
たるゆゑ何者とも見分らず此
騷
(
さわ
)
ぎを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お梅は
突退
(
つきのけ
)
耳
(
みゝ
)
にも入れず
若
(
もし
)
御暇下
(
おいとまくだ
)
されずは
逃亡
(
かけおち
)
しても
宿
(
やど
)
へ參らんと云へば粂之進大いに
憤
(
いきど
)
ほり
斯程迄
(
かほどまで
)
に心を
盡
(
つく
)
したる
甲斐
(
かひ
)
もなく
辛
(
つら
)
かりし事思ひ知らせん
隨
(
したが
)
へばよし
隨
(
したが
)
はすは
斯
(
かく
)
の
通
(
とほ
)
りと刀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
突退(つきのけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“突退”で始まる語句
突退々々
検索の候補
突退々々
“突退”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
島崎藤村
岡本綺堂