“吾妹子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わぎもこ87.5%
わがもこ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹敷たかしきの黄葉を見れば吾妹子わぎもこが待たむといひし時ぞ来にける」(同・三七〇一)、大判官壬生宇太麻呂みぶのうだまろ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
元義の歌にはいもまたは吾妹子わぎもこの語を用ゐる極めて多し。故に吾妹子先生の諢名あだなを負へりとぞ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
やつこらさと飛んでりれば吾妹子わがもこがいぢらしやじつと此方こち向いて居り
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)