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諢名
ふりがな文庫
“諢名”の読み方と例文
読み方
割合
あだな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだな
(逆引き)
もう顔がありそうなものだと見上げても、まだ顔はその上の方にあるというので、人々は彼れを「まだか」と
諢名
(
あだな
)
していたのだ。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
壁代
(
かべしろ
)
のやうな焔を後にして、娘の肩に
縋
(
すが
)
つてゐるのは、堀河の御邸に繋いであつた、あの良秀と
諢名
(
あだな
)
のある、猿だつたのでございますから。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
元義は片足不具なりしため夏といへどもその片足に
足袋
(
たび
)
を
穿
(
うが
)
ちたり。よつて沖津の片足袋といふ
諢名
(
あだな
)
を負ひたりといふ。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
諢名(あだな)の例文をもっと
(20作品)
見る
諢
漢検1級
部首:⾔
16画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“諢”で始まる語句
諢
“諢名”のふりがなが多い著者
幸田露伴
有島武郎
芥川竜之介
森鴎外
正岡子規
江戸川乱歩
田中貢太郎