“竹敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかしき50.0%
たけじき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一行が竹敷たかしき浦(今の竹敷港)に碇泊した時の歌が十八首あるその一つで、小判官大蔵忌寸麿おおおくらのいみきまろの作である。「うへかた山」は上方うえかた山で今の城山であろう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
竹敷たかしきの黄葉を見れば吾妹子わぎもこが待たむといひし時ぞ来にける」(同・三七〇一)、大判官壬生宇太麻呂みぶのうだまろ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
竹敷たけじきを出た上村艦隊が暴雨のために敵をいっして帰着したということが書いてある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)