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あらなわ
ふりがな文庫
“あらなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
荒縄
76.9%
荒繩
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒縄
(逆引き)
殊
(
こと
)
に
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
かったのは
私
(
わたくし
)
のすぐ
傍
(
そば
)
に
居
(
お
)
る、
一人
(
ひとり
)
の
若
(
わか
)
い
男
(
おとこ
)
で、
太
(
ふと
)
い
荒縄
(
あらなわ
)
で、
裸身
(
はだかみ
)
をグルグルと
捲
(
ま
)
かれ、ちっとも
身動
(
みうご
)
きができなくされて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
テントのすぐ下には、
荒縄
(
あらなわ
)
でくくった
丸太棒
(
まるたんぼう
)
が縦横無尽に
交錯
(
こうさく
)
していた。その丸太棒の一本に、ポッツリと
雀
(
すずめ
)
のようにとまっている人の姿があった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あらなわ(荒縄)の例文をもっと
(10作品)
見る
荒繩
(逆引き)
滝つぼの辺へ行ってみたところ——
荒繩
(
あらなわ
)
の腹帯を巻き、
鈴
(
れい
)
を振り鳴らし、しぶきの中に、声も出ぬまで、
経文
(
きょうもん
)
を
唱
(
とな
)
えている姿は、身の毛もよだつばかりであったとか、語っておりました。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あらなわ(荒繩)の例文をもっと
(3作品)
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