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荒縄
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あらなは
ふりがな文庫
“
荒縄
(
あらなは
)” の例文
旧字:
荒繩
(いんえ
御懇
(
ごねむごろ
)
には
及
(
およ
)
びましねえ。
叱
(
しつ
)
!、)と
荒縄
(
あらなは
)
の
綱
(
つな
)
を
引
(
ひ
)
く。
青
(
あを
)
で
蘆毛
(
あしげ
)
、
裸馬
(
はだかうま
)
で
逞
(
たくま
)
しいが、
鬣
(
たてがみ
)
の
薄
(
うす
)
い
牡
(
おす
)
ぢやわい。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
恰も
荒縄
(
あらなは
)
で組み立てられたるかの感が起る。代助は此青年の生活状態を観察して、彼は必竟何の
為
(
ため
)
に呼吸を敢てして存在するかを怪しむ事さへある。それでゐて彼は平気にのらくらしてゐる。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
縄
常用漢字
小4
部首:⽷
15画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地