“続目”の読み方と例文
読み方割合
つぎめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひざに手を置いたまま、下を向いている。小さい耳朶みみたぶが、行儀よく、びんの末をくぐり抜けて、ほおくび続目つぎめが、ぼかしたように曲線を陰にいて去る。見事なである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それから買ったあとの九十五体の観音はどうで焼けてしまうのだから、その玉眼と白毫びゃくごう眉間みけんめてある宝玉、水晶で作ったもの)が勿体もったいない。私が片ッ端から続目つぎめを割って抜き取りました。