“つぎめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
継目50.0%
接目29.2%
続目8.3%
接合線4.2%
接芽4.2%
繼目4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煉瓦の継目つぎめをこじるもの、叩くもの、蹴飛ばすもの、汗みどろの奮闘で、やっと壁をくずし、鉄扉の錠前を破ることが出来た。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
今まで、速射砲のように、躰に響いていた、レール接目つぎめ遊隙ゆうげきの音も、次第に間伸まのびがして来た。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
それから買ったあとの九十五体の観音はどうで焼けてしまうのだから、その玉眼と白毫びゃくごう眉間みけんめてある宝玉、水晶で作ったもの)が勿体もったいない。私が片ッ端から続目つぎめを割って抜き取りました。
果樹園のほとんどすべての樹木は野生のままだったが、彼はそれに接芽つぎめしてりっぱな果実をならした。
ゆびしてると、くびかた繼目つぎめすこ脊中せなかつた局部きよくぶが、いしやうつてゐた。御米およねをとこちから一杯いつぱいにそれをおさえてれとたのんだ。宗助そうすけひたひからはあせ煑染にじした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)