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接目
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つぎめ
ふりがな文庫
“
接目
(
つぎめ
)” の例文
だが我々はもっとうまくやりましたよ、——邸じゅうのあらゆる椅子の桟、それから実際あらゆる種類の家具の
接目
(
つぎめ
)
を、非常に強度の拡大鏡を使って調べたんです。
盗まれた手紙
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
今まで、速射砲のように、躰に響いていた、レール
接目
(
つぎめ
)
の
遊隙
(
ゆうげき
)
の音も、次第に
間伸
(
まの
)
びがして来た。
鉄路
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
其三角の
縁
(
ふち
)
に当る赤錬瓦と
黒
(
くろ
)
い屋根の
接目
(
つぎめ
)
の所が
細
(
ほそ
)
い石の直線で出来てゐる。さうして其石の色が少し
蒼味
(
あをみ
)
を帯びて、すぐ
下
(
した
)
にくる派出な赤錬瓦に一種の趣を添へてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
瀝青
(
チャン
)
が板の
接目
(
つぎめ
)
で泡立っていた。その場所に漂う気持の悪い悪臭が私の胸を悪くさせた。もし熱病や赤痢を嗅げる処があるとするなら、あの厭な碇泊所こそ正にそれであった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
紫色が
爆
(
は
)
ぜて雪白の
光茫
(
こうぼう
)
を生んでいるものもある。私は星に一々こんな意味深い色のあることを始めて見た。美しい以上のものを感じて、
脊椎骨
(
せきついこつ
)
の
接目
(
つぎめ
)
接目
(
つぎめ
)
に寒気がするほどである。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
▼ もっと見る
接目
(
つぎめ
)
が合って、がっしりと、天に聳えている。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
自分はいきなり
拳骨
(
げんこつ
)
を固めて自分の頭をいやと云うほど
擲
(
なぐ
)
った。そうして奥歯をぎりぎりと
噛
(
か
)
んだ。
両腋
(
りょうわき
)
から汗が出る。背中が棒のようになった。
膝
(
ひざ
)
の
接目
(
つぎめ
)
が急に痛くなった。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
接
常用漢字
小5
部首:⼿
11画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“接”で始まる語句
接吻
接
接木
接近
接穂
接骨木
接唇
接待
接触
接続