“間伸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まの55.6%
まのび44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洗いざらしの印袢纏しるしばんてんに縄の帯。豆絞りの向う鉢巻のうしろ姿は打って付けの生粋いなせ哥兄あにいに見えるが、こっちを向くと間伸まのびな馬面うまづらが真黒に日に焼けた、見るからの好人物。
芝居狂冒険 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
今まで、速射砲のように、躰に響いていた、レール接目つぎめ遊隙ゆうげきの音も、次第に間伸まのびがして来た。
鉄路 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
亀吉は、間伸まのびのした自分の顔を、二三度くるくる撫で廻すと、多少興味を感じながらも、この降っていたような結果に、むしろ当惑の色をまざまざと浮べた。
歌麿懺悔:江戸名人伝 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
その日の短祷コレクトの諳誦、聖書のある節の講話、それに續いて聖書の句節の間の間伸まのびのした朗讀が一時間位行はれた。學課が終つた時にはもうすつかり夜は明けはなれた。